2023.10.30
アパレル販売員のキャリアパスとは?
アパレル販売員として働く中で「いつまで販売員を続けるか迷っている」「販売員からステップアップしたい」とお考えの方は多くいらっしゃるかと思います。
実際に販売員から、どのようなステップアップができるのか気になりますよね。
今回はアパレル販売員のキャリアパスについてご紹介いたします。
現在販売員として働いている方や、販売員への転職をお考えの方も、ぜひご参考にしてみてください。
アパレル販売員が目指せる職種
まずは、アパレル販売員が目指せる職種についてご紹介します。
下記はあくまで一般的な例で、企業によって実際に目指せる職種は異なります。
<<同じ環境でのキャリアアップ>>
■店長、副店長
アパレル販売員のキャリアパスとして、まず最初に目指せるのが店長や副店長の役職に就くことです。
接客などこれまでの業務に加えて、売上管理やスタッフのマネジメントなどが増え、店舗における裁量が大きくなります。
■エリアマネージャー
店舗運営のノウハウを活かし、担当エリアの店舗を統括するポジションです。
定期的にそれぞれの店舗に足を運び、売上や店内レイアウトを確認したり、店長やスタッフのフォローを行います。
<<本社勤務へ異動してのキャリアアップ>>
■VMD
店舗に合わせたレイアウトやディスプレイなどを考え、商品を買いやすく売りやすい販売環境を作るお仕事です。
ブランドや店舗の雰囲気を決定する重要なポジションです。
■MD
商品の企画・開発から販売計画までを管理するお仕事です。
市場調査やトレンドを分析し、商品の企画立案、商品化、販売戦略、価格設定、予算管理などを一括して取り仕切ります。
■ディストリビューター
商品を店舗の状況に応じて最適に分配するお仕事です。
店舗の立地や規模、客層などから「どのお店に」「どの商品を」「どのくらい」分配するかを判断し、出荷の指示を出します。
■プレス
ブランドの広報や宣伝企画を行うお仕事です。
商品サンプルの管理、展示会の企画、メディア対応、SNS発信、販促物の制作など幅広い業務を担当します。
キャリアパスの一例
それではここでアパレル販売員のキャリアパスの一例をご紹介します。
目指せる職業と同様に、企業やその人の能力、ポストの空き状況によって実際は異なります。
キャリアアップに何年くらいかかるのか、一般的な流れとして参考にしてみてください。
<1年目>販売員として就職。まずは個人の売上目標達成を目指す。
<3年目>店長補佐として店舗内のマネジメントに携わる。
<5年目>店長に昇格!店舗運営を任される。
<8年目>本社勤務に異動!専門的な職種で活躍する。
接客が好きで店長を続ける方や、より早く昇進する方、ポストの空きがなく他社へ転職する方など、キャリアパスは人によってさまざまかと思います。
キャリアアップに必要なスキル
アパレル販売員からキャリアアップするためには、目指す職種に合わせたスキルアップが必要です。
それぞれの職種に必要なスキルは過去のブログでご紹介した職種研究をご覧ください。
<職種研究:VMD・MD・ディストリビューター・生産管理・マーケティング>
ここでは、今すぐ販売員として磨けるスキルや、どの職種でも活かせるスキルをご紹介します。
■販売スキル
お客様の要望を読み取る能力や、商品を提案する能力を磨くことで売上を伸ばしましょう。
売上目標の達成は数字として分かりやすく、キャリアアップの際に評価されやすいポイントです。
■コミュニケーション能力
どの職種においても、人と関わる能力は重要になってきます。
店舗スタッフや、本社スタッフ、時には社外の人とも業務を円滑に進めるために協力できる能力を身につけましょう。
■管理能力
アパレルのお仕事では、売上や在庫に関わる細かな数字の管理が必要です。
スケジュール管理や予算管理などの能力は、どの職種においても必ず活かせるスキルです。
キャリアプランを設計しましょう
ご紹介したように、販売員からもさまざまなポジションを目指すことが可能です。
今後ステップアップするには、まず5年後・10年後に自分がどうなっていたいのかを考えることが重要です。
このまま販売で仕事の幅を広げていきたいのか、ゆくゆくは専門的な職種に就きたいのか、長期的な目線でキャリアプランをしっかり設計しましょう。
ご自身のキャリアについてお悩みの方や、将来のキャリアプランを叶えるために転職を検討される方はぜひお気軽にご相談ください。
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