2024.09.11

ポートフォリオの作り方

デザイナーやパタンナーとして転職を考えているなら、ポートフォリオの作成は必須と言えます。
ポートフォリオは自分の実力を効果的にアピールするための重要な資料であり、成功への鍵となります。
今回は、アパレル業界でのポートフォリオ作成の基本を解説します。

ポートフォリオとは

ポートフォリオは、転職活動の際に自身のスキルや経験をアピールするための作品集です。
デザイナーやパタンナーなどのクリエイティブな職種では、求人応募時にポートフォリオの提出が求められることが多いです。
企業はポートフォリオを通じて、過去の経験や実力を確認します。
アパレル業界では、完成品だけでなく、アイデアや制作プロセスも重要な要素とされ、中身の質だけでなく、構成や装丁のセンスも評価されます。

ポートフォリオの構成

各項目でのポイントを押さえながら、個性や専門性をしっかりと伝えられるポートフォリオを作成しましょう。

1. 自己紹介
ポートフォリオの最初に、簡単な自己紹介を掲載します。
自身のスキルや過去の経験、主な成果について述べ、まずは自分がどんなデザイナーやパタンナーであるかをアピールします。

2. 過去の作品
ポートフォリオの中心となる部分です。
なるべく最初に自信のある作品を持ってくるようにしましょう。
1つの作品ごとにスタイル画、素材、縫製仕様書、パターン、作品についての説明など、自身の職種にあった内容を掲載します。
視覚的に魅力的で、内容が整理されているデザイン、レイアウトを意識して作成します。

3. 今後のキャリアについて
ポートフォリオの最後に、今後のキャリアに対するビジョンや目標を述べます。
どのような方向性でキャリアを進めたいか、どのようなスキルや経験をさらに深めていきたいかを示すことで、採用担当者に意欲や計画性を伝えることができます。

ポートフォリオは自身を表現するツール

ポートフォリオ作成の基本を押さえることができれば、自身の強みをしっかりと伝えることができます。
実力を最大限にアピールするためには、ただ作品を集めるだけでなく、自分のストーリーやキャリアのビジョンも織り込むことが重要です。
ポートフォリオは単なる作品集ではなく、自分自身を表現する大切なツールです。
しっかりと準備を整えて、自信を持って転職活動に挑みましょう。

キャリッジでは専任のエージェントがポートフォリオの添削も含め、転職活動の全てをサポートさせて頂きます。
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