2023.05.08

職種研究【デザイナー編】

今回はデザイナーのお仕事についてご紹介いたします。
デザイナーは新しいファッションを世に送り出す、アパレル業界の中でも特に人気の職種です。
転職を検討されている方はぜひご参考にしてみてください。

デザイナーとは?

デザイナーはトレンドやブランドコンセプトから商品を企画・デザインするお仕事です。
デザイン画を作成するだけではなく、企画の立案やコンセプトの設定、パタンナーへの指示、仕様書の作成など仕事内容は多岐に渡ります。
企業によっては「布帛デザイナー」「ニットデザイナー」「雑貨デザイナー」などアイテムごとに役職が分かれている場合もあります。
ブランドを経営する企業で働くことが一般的ですが、フリーとして独立する人や、自身でブランドを立ち上げる人もいます。

デザイナーの仕事内容

では、デザイナーの具体的な仕事内容をご紹介します。

■市場調査
まずはMDなど他のスタッフとともにトレンドやニーズの調査を行います。
売れる商品を生み出すためには、その時期の流行や顧客が求めるものを把握しておく必要があります。

■企画・デザイン画作成
市場調査の内容やブランドのコンセプトから次にどのような商品を作るのか、企画の立案を行います。
形、色、柄、素材などデザインのイメージが決定すれば、デザイン画を作成します。
センスやオリジナリティといったデザイナーの能力が問われる重要な工程です。

■パターン作成・仕様書作成
パタンナーとともに、デザイン画から型紙を作成します。
完成した型紙と、商品の設計図となる仕様書を縫製工場に提出してサンプルを依頼します。

■サンプルの確認
工場からサンプルが出来上がったら、デザインや着心地などの細かなチェックと修正を行います。
そして完成したものが量産へと進み、実際の商品として販売されます。

デザイナーに必要なスキル

デザイナーはデザイン画の作成だけではなく幅広い業務を担当するため、下記のようなスキルが求められます。

■デザイン力・ファッションセンス
デザイナーにとって最も重要なことは、流行をいち早くキャッチし、新たなファッションを生み出していくセンスです。
常に流行やトレンドに敏感であることや、オリジナリティのあるデザインを作ること、売れる商品を生み出すためのマーケティング力など総合的な力が求められます。

■コミュニケーション能力
MDやパタンナーと連携をとったり、縫製工場へ指示を行うなど、さまざまな人と関わりを持ちながら仕事を進めていきます。
イメージするデザインを形にするためにはコミュニケーション能力が必要です。

■アパレル知識
デザイナーとして働くためには、アパレルの総合的な知識や経験は必要不可欠です。
素材や縫製にも新しいものやトレンドがあるため、常に情報をアップデートし続けることも重要です。

デザイナーになるには?

デザイナーは服作りの中心を担うため、ファッションのセンスと知識が特に重要な職種です。
未経験からの転職は難しく、専門学校などへ通い基礎を学んでからデザイナーとして就職する方が多いです。
アパレルメーカーで販売員やプレスなどから、デザイナーへとキャリアチェンジすることもあります。

キャリッジではさまざまなデザイナー案件を取り扱っております。
転職活動中の方も、ご検討中の方もぜひ一度お気軽にご相談ください。
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